「アスペジのM-65ってなぜこんなに人気なの?」
「ミニフィールドとニューキャンプって何が違うの?」
「本物のミリタリーとどう違うの?」
イタリアの人気ブランド、ASPESI(アスペジ)を代表するアイテムといえば、間違いなくM-65型フィールドジャケット。1986年から30年以上にわたって売れ続けている「名品の名品」として、世界中のファッショニスタから愛されています。
この記事では、アスペジM-65の歴史、Vespaとの関係、ミニフィールドとニューキャンプの違い、素材へのこだわり、選び方まで徹底解説します。購入を検討している方はぜひお読みください。
アスペジM-65の歴史。Vespaライダーが火付け役
こんにちは、宅配買取QUOTの田中です!
アスペジのM-65を語る上で欠かせないのが、その誕生の背景です。
1967年シャツメーカーとして誕生。M-65展開は1986年

創業者アルベルト・アスペジが、1967年(1969年とする資料もあり)にイタリア・ミラノ郊外にシャツメーカーとして設立したアスペジ。イタリア人が「日常に欠かせない」と賞する良質なシャツで名を馳せた後、彼自身のアイデアから生まれたベーシックかつ機能的なファッションアイテムを次々と発表しました。
特に、「M-43」「M-51」「M-65」と続くアウターの系譜は、ブランドを代表すると同時に、世界中のジェンツが愛用しています。そして1986年から展開しているM-65タイプジャケットは、いわゆるロングセラーを地で行く、「名品の名品」として安定した人気を誇っているのです。
「M-43」「M-51」がフロントボタンなのに対し、「M-65」がジッパーを採用したことで抜群に保温性が上がりました。さらに保温力を高めるライナーやドローコードが付き、襟裏にフードを仕込んで全天候型となるなど、すべてのディテールがフィールドジャケットとしての機能性の塊(かたまり)になったのです。機能美が昇華した、云わばフィールドジャケットの完成形が「M-65」でした。

1986年から30年以上!M-65はフィールドジャケットの完成形なんだにゃ!
イタリアVespaライダーの通勤着。街中の防寒着として定着

ミリタリー派生のカジュアルアウターにおいて、マスターピースといえる「M-65」ですが、その人気の火付け役は、「Vespa(ベスパ)」であることは広く知られています。
イタリアのバイク乗りの通勤着として「M-65」が定番になり、生活に溶け込んでいる姿を見て、「かっこいいな」と思ったことから、街中の防寒着としての使い方を知ったのです。フードを仕込んだ襟は自然に立てられたり、ドローコードを絞ることでシルエットが調整できるなど、もともとあるディテールで今っぽい着こなしにアレンジできるのも幸いしました。
冬仕様のライナーを外したらほぼ一年中着られるユーティリティ性もポイント。イタリア人がよくするスタイルとして、スーツやジャケットの上にアスペジのM-65を羽織るといったスタイルがあり、これが定番の「ミラノスタイル」として世界中に広まりました。
アスペジM-65の特徴。イタリア流アレンジの絶妙さ

1986年から30年以上もの間、アスペジのM-65が売れ続けている理由は何なのでしょうか?
イタリアらしい身体にフィットするパターンメイキング
アスペジのM-65が売れ続けている理由、それはひとえに「絶妙なアレンジ力」にあります。イタリアのブランドらしい身体にフィットするパターンメイキング。近年、アスペジのM-65が絶大な支持を集めている理由は、ここにあるのです。
本物のミリタリーのM-65は、どちらかというとゆったりとしたシルエット。しかしアスペジは、身幅をタイトに、着丈を短く、アームも細くした「MINIFIELD VENT(ミニフィールド ベント)」を展開。日本人の体型にもジャストフィットなスッキリとしたコンパクトなシルエットが特徴です。
一方で、近年はオリジナルのM-65により近いシルエットを採用した「NEWCAMP(ニューキャンプ)」も展開。昨今のトレンドを汲み取った、ゆったりとした着こなしにおすすめのモデルです。ミニフィールドモデルに比べ身幅・着丈共に大きめに設定されており、これはいい意味で「期待を裏切る提案」だと言っても過言ではありません。

タイトなミニフィールドとゆったりニューキャンプ!2つのシルエットから選べるんだにゃ!
製品染めならではのパッカリング。こなれ感が最初から
素材にもアスペジのこだわりが詰まっています。高密度で織り上げることで撥水性を備えた、シルクのように上品な光沢のあるポリエステルタフタを使用。さらに製品染め(ガーメントダイ)ならではのパッカリングが最初から味になり、こなれ感が出ます。
見る角度や光の加減で光沢感とマットな風合いが入り乱れる表面感で差別化。ポリエステルの糸で緊密に織りあげた生地に熱処理を加えて織り目を潰すことで、雨や風に強いハイテク素材を実現しているのです。もちろん撥水加工も施されており、アウターとしての機能も万全です。
Thermore中綿ライナー。着ぶくれしないスマートさ
秋冬モデルには、取り外し可能なパデッドライナーが付属する3シーズン対応タイプがあります。ここで使用されている中綿は「Thermore(サーモア)」。広く中綿アイテムで採用される機能素材です。
ダウンと同等の保温力を持ち、軽量でかさばらず、ケアも容易。こういったライナーに封入する中綿としては非常に理にかなった素材になります。こういったライナー付きのアウターを選ぶ上で重要になるのが「着ぶくれ問題」ですが、Thermoreは非常にスマートに見せることが可能なのです。
加えてライナーは取り外して別のアウターとレイヤードできるようデザインされています。ネックは浅めのVでスッキリと見えるようになっていますので、汎用性に対する意識の高さもアスペジの秀逸な部分です。秋冬シーズンはこのライナーを付けて着れば凄く防寒性もあって最強のアウター。しかもこのライナーは単体でも着られるので、計3パターンの着こなしができます。

Thermore中綿で着ぶくれしない!ライナーは単体でも着られて3パターンの着こなしだにゃ!
アスペジM-65のモデル別比較。ミニフィールドvsニューキャンプ
アスペジのM-65には、主に2つのラインがあります。それぞれの特徴を理解して選びましょう。
ミニフィールド。タイトフィットで日本人体型に最適

MINIFIELD(ミニフィールド)は、身幅をタイトに、着丈を短く、アームも細くしたモデル。日本人の体型にもジャストフィットなスッキリとしたコンパクトなシルエットが特徴です。
程よくタイトで美しいシルエットは長く愛用できる男のアウター。キレイめにもカジュアルにも使いやすい男の定番アウター「M65型」をベースにしたジャケットですので、汎用性が高いのも嬉しいポイントです。
カジュアルのみならずスーツやジャケットの上にも羽織れるオン・オフ兼用モデル。流行り廃りなく幅広いシチュエーションで着用可能な非常に完成度の高い1着です。価格は約10万円前後が中心で、サイズはXS / S / M / Lの4サイズ展開が一般的です。
ニューキャンプ。ゆったりシルエットでクラシカルな印象

NEWCAMP(ニューキャンプ)は、ゆったりめに作られたシルエットのモデル。昨今のトレンドを汲み取った、ゆったりとした着こなしにおすすめです。
ミニフィールドモデルに比べ身幅・着丈共に大きめに設定されています。フラップ付きの4ポケットデザインは機能的かつ洗練されたデザインで、男臭い雰囲気を演出するのにピッタリなアイテム。薄めの中綿が入った固定ライニングが重ね着を可能にし、カジュアルスタイルはもちろん、ジャケットスタイルと組み合わせれば定番のミラノスタイルが出来上がります。
オリジナルのM-65により近いシルエットを採用したモデルで、クラシックな印象に仕上がっています。ゆったりとしたシルエットが好みの方、トレンド感のある着こなしをしたい方におすすめです。
M-65アスペジの選び方。年代・体型・用途で決める

「M-65に関してはとりあえずアスペジをおさえてもらえれば問題ない」と言われるほど、完成度が高く素晴らしいアイテム。では、どうやって選べばいいのでしょうか?
体型で選ぶ。細身ならミニフィールド、ゆったり派はニューキャンプ
まず重要なのは体型とシルエットの好みです。細身の方、タイトなシルエットが好みの方は「ミニフィールド」を選びましょう。日本人の体型にジャストフィットするよう設計されており、スッキリとした着こなしが可能です。
一方、ゆったりとした着こなしが好みの方、トレンド感のあるオーバーサイズを楽しみたい方は「ニューキャンプ」がおすすめ。身幅・着丈共に大きめに設定されており、レイヤードも楽しめます。
用途で選ぶ。オンオフ兼用ならライナー付き、軽さ重視ならライナーなし
次に考えるべきは用途とライナーの有無。スーツやジャケットの上にも羽織りたい、オンオフ兼用で使いたいという方は、取り外し可能なパデッドライナーが付属するモデルがおすすめです。
ライナーを外せば春秋に、ライナーを付ければ真冬まで対応できる3シーズン対応タイプ。真冬のアウターとして活躍し、ライナーは単体でも着られるので非常に汎用性が高いのです。
一方、撥水加工が施された超軽量のナイロン素材を使用した「ミニフィールド ベント」は、雨天を問わず様々なシーンで活躍。コンパクトに畳んで持ち運べるパッカブル仕様も嬉しいポイントです。軽さと持ち運びやすさを重視する方におすすめです。

体型と用途で選ぶ!タイトならミニフィールド、オンオフ兼用ならライナー付きだにゃ!
まとめ:アスペジM-65は間違いのない一生もの

ここまでアスペジのM-65について詳しく見てきました。
この記事のポイント
・アスペジM-65は1986年から続くロングセラー
・イタリアVespaライダーの通勤着が火付け役
・フィールドジャケットの完成形をイタリア流にアレンジ
・ミニフィールド(タイト)とニューキャンプ(ゆったり)の2ライン
・製品染めのパッカリングでこなれ感
・Thermore中綿で着ぶくれしない
・スーツの上にも羽織れるオンオフ兼用
「間違いのないM-65、自信をもっておススメ出来る一着です」「アスペジといえばM-65フィールドジャケット、M-65フィールドジャケットといえばアスペジというくらいブランドを代表するアイテム」。これらの言葉が示す通り、アスペジのM-65は完成度が高く素晴らしいアイテムなのです。
男らしく、ちょっと悪い感じにこなすこともできますし、もちろんクリーンなスタイルに振ることも可能。中々どうして気の利いたモダンミリタリーアイテムで、頼りになります。素材を選び抜く眼に優れており、伝統ある国々から取り寄せられた多彩な生地は、さらに洗いや染めなどオリジナルの加工がされ、独特の風合いを表現しています。
ファッション感度の高いミラネーゼの定番ブランドとして有名ですが、世界中の好感度なセレクトショップでも数多く扱われ、クラシックとモダン、高度なテクニックを両立したコレクションで多くのファッショニスタを魅了し続けています。流行り廃りなく幅広いシチュエーションで着用可能な、一生もののアウターと言えるでしょう。
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