ラルフローレンってどんなブランド?デザイナーは誰?概要を徹底解説

Ralph Lauren(ラルフローレン)

「ラルフローレンってどんなブランド?」
「デザイナーは誰が手がけているの?」
「ポロとラルフローレンは同じブランド?」

ラルフローレンに興味を持った方なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。

結論から言うと、ラルフローレンは1968年にデザイナーのラルフ・ローレン氏が創業したアメリカを代表するファッションブランドです。ネクタイ販売員から始まり、わずか数十年で世界的ブランドへと成長。アメリカン・トラディショナル(アメトラ)の象徴として、今も世界中で愛され続けています。

この記事では、ラルフローレンのデザイナー、ブランドの歴史、そして多彩なライン展開まで徹底解説します。「ポロシャツで有名なあのブランド」の奥深い世界を、ぜひご覧ください。

  1. ラルフローレンのデザイナーは誰?ラルフ・ローレンという人物
    1. 服飾教育は一切受けていない。独学でデザイナーへ
    2. デザイナーではなく「コンセプター」。ブランドプロデューサーとしての才能
    3. 上流階級出身ではない。移民の子が描いた「憧れのアメリカ」
  2. ネクタイから始まったブランドの歴史。POLOの誕生秘話
    1. なぜ「POLO」というブランド名なのか?
    2. ポロシャツではなく、ネクタイが原点
    3. 1970年、コティ賞受賞。ファッション界のお墨付きを得る
  3. ラルフローレンが世界的ブランドになるまでの軌跡
    1. 1971年、レディースライン開始。妻のためのデザインが原点
    2. 映画衣装で一躍有名に。『華麗なるギャツビー』と『アニー・ホール』
    3. 1986年、アメリカ人デザイナー初のパリ路面店オープン
  4. ラルフローレンの多彩なライン展開とその特徴
    1. Polo Ralph Lauren|ブランドの中核を担う定番ライン
    2. Ralph Lauren Purple Label|イタリア製の最高級メンズライン
    3. RRL (Double RL)|ヴィンテージ愛好家のためのライン
    4. Lauren Ralph Lauren|女性向けの上品ライン
  5. まとめ:ラルフローレンは「憧れのアメリカ」を体現するブランド
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ラルフローレンのデザイナーは誰?ラルフ・ローレンという人物

こんにちは、宅配買取QUOTの小松です!
ラルフローレンを語る上で、まず知っておくべきは創業者であるラルフ・ローレン(Ralph Lauren)という人物です。

1939年、ニューヨーク生まれ。本名はラルフ・ルーベン・リフシッツ(Ralph Ruben Lifshitz)。ユダヤ系移民の家庭に生まれ、父はペンキ職人でした。2025年現在も85歳で現役、ブランドの総指揮を執り続けています。

服飾教育は一切受けていない。独学でデザイナーへ

意外かもしれませんが、ラルフ・ローレンは服飾の専門教育を一切受けていません。すべて独学です。

ニューヨーク市立大学を中退後、最初に就いた仕事はブルックス・ブラザーズのネクタイ売り場の販売員。そこで彼が提案したのが、当時は珍しかった「幅広のネクタイ(ワイドタイ)」でした。

このワイドタイが若者を中心に大ヒット。ラルフ・ローレンのセンスと商才が認められ、ファッション業界での地位を確立していきます。

ラルフ・ローレンの経歴まとめ
・1939年 ニューヨーク生まれ
・1950年代 ブルックス・ブラザーズでネクタイ販売員
・1967年 ネクタイブランド「POLO」設立
・1968年 メンズウェアブランド「ポロ・ラルフローレン」設立
・1970年 コティ賞受賞(ファッション界のアカデミー賞)
・1986年 アメリカ人デザイナー初のパリ路面店オープン

くりまろ
くりまろ

服飾学校に通わず世界的デザイナーになった。ラルフ・ローレンの独学精神がブランドの原点なんだにゃ!

デザイナーではなく「コンセプター」。ブランドプロデューサーとしての才能

ラルフローレンのコンセプト

実はラルフ・ローレン本人は、「自分はデザイナーではなくコンセプターだ」と公言しています。

デザイン画を描くのが苦手で、自らの手でパターンを引くこともありません。では何をしているのか?それは「理想のライフスタイル」を世界観として提示することです。

彼が手がけるのは、デザイン、広告、店舗のイメージ、ブランディング戦略まで。いわば「ブランド全体のプロデューサー」として君臨しています。

ラルフ・ローレンの哲学
「私が提案しているのは、服ではなくライフスタイルだ」——この言葉通り、ラルフローレンはファッションだけでなく、インテリア、食器、香水、さらにはレストランまで展開。すべてが「アメリカの理想的な上流階級のライフスタイル」という一貫したコンセプトで統一されています。

上流階級出身ではない。移民の子が描いた「憧れのアメリカ」

アメリカンドリーム

ラルフローレンが提案する世界観は、イギリスの伝統をアメリカ流にアレンジした「上流階級のライフスタイル」。しかし皮肉なことに、ラルフ・ローレン本人は上流階級出身ではありません

移民の家庭に生まれ、決して裕福ではない環境で育った彼が、幼い頃に抱いた「憧れのアメリカ」こそが、ラルフローレンというブランドの根幹です。

持たざる者が描いた理想。それが多くの人の心を掴んだのは、彼自身が「なりたい自分」を体現していたからかもしれません。

くりまろ
くりまろ

上流階級じゃないのに上流階級のブランドを作った!まさにアメリカンドリームの体現者なんだにゃ!

ネクタイから始まったブランドの歴史。POLOの誕生秘話

今では世界的なファッションブランドとなったラルフローレンですが、その始まりは意外にも「ネクタイ」でした。

1967年、ラルフ・ローレンは贅沢な素材を使った4インチ幅のワイドタイを「POLO(ポロ)」というブランド名で発表。このネクタイが大ヒットし、翌1968年にメンズウェアブランド「ポロ・ラルフローレン」を設立します。

なぜ「POLO」というブランド名なのか?

「POLO(ポロ)」とは、イギリス上流階級のスポーツである「ポロ競技」から取られた名前です。

ポロ競技は馬に乗ってボールを打ち合う競技で、貴族階級のスポーツとして知られていました。スポーツ好きだったラルフ・ローレンは、この「エレガントで力強く、上流階級の象徴」というイメージに惹かれ、ブランド名に採用しました。

ちなみに、ラルフ・ローレン本人はポロ競技の経験はありません。あくまで「イメージ」として選んだブランド名です。

ポロシャツではなく、ネクタイが原点

「ラルフローレンといえばポロシャツ」というイメージが強いかもしれませんが、実はブランドの原点はネクタイです。

1967年に発表されたワイドタイは、当時の細いネクタイが主流だった市場に一石を投じる存在でした。幅広で贅沢な素材を使ったネクタイは、若者を中心に爆発的にヒット。これがラルフローレンの資金源となり、翌年のメンズウェア展開へとつながります。

有名な「ポニーロゴ」が初めて登場したのは1971年。ビバリーヒルズに初の路面店をオープンした際に、ポロプレイヤーのロゴが刺繍されたシャツが発表されました。

くりまろ
くりまろ

ポロシャツで有名になったけど、実はネクタイから始まったブランドなんだにゃ!

1970年、コティ賞受賞。ファッション界のお墨付きを得る

ブランド設立からわずか2年後の1970年、ラルフ・ローレンは「コティ賞」を受賞します。

コティ賞とは、1942年から45年間続いたアメリカの伝統的な賞で、年間を通じて最も優れた創作活動を行ったデザイナーを称える名誉ある賞。「ファッション界のアカデミー賞」とも呼ばれています。

カルバン・クライン、ダナ・キャランなどもこの賞を受賞していますが、ラルフ・ローレンは1970年と1973年の2度受賞。ファッション業界からの評価が確立された瞬間でした。

ラルフローレンが世界的ブランドになるまでの軌跡

コティ賞受賞後、ラルフローレンは急速に事業を拡大していきます。メンズだけでなくレディース、映画衣装、そしてパリ進出まで。その軌跡を追ってみましょう。

1971年、レディースライン開始。妻のためのデザインが原点

ラルフローレンレディース

1971年、ラルフローレンはレディースウェアの展開を開始します。

実は、レディースラインは妻リッキー・ローレンのためにデザインしていた服がきっかけでした。上品で伝統的なテーラードスーツが好評を博し、ブランドとして正式にレディース展開がスタート。

1972年には初のレディースファッションショーを開催。全24色展開のポロメッシュシャツを発表し、世界的ヒット商品となります。

映画衣装で一躍有名に。『華麗なるギャツビー』と『アニー・ホール』

ラルフローレンの名を世界に知らしめたのが、映画衣装の仕事でした。

1974年、映画『華麗なるギャツビー』で主演ロバート・レッドフォードの衣装を担当。1920年代のアメリカ上流階級を完璧に再現したスタイルが絶賛されます。

さらに1977年、ウッディ・アレン監督のアカデミー賞受賞作品『アニー・ホール』で、ヒロインのダイアン・キートンが着用したラルフローレンの衣装が「アニー・ホール・ルック」として一世を風靡。マニッシュスタイルのブームを巻き起こしました。

映画衣装がブランドイメージを確立
映画という視覚メディアを通じて、ラルフローレンの世界観が世界中に伝わりました。「アメリカの理想的なライフスタイル」を映画の中で表現したことで、ブランドイメージが一気に確立されたのです。

1986年、アメリカ人デザイナー初のパリ路面店オープン

パリ路面店

1986年、ラルフローレンはファッションの聖地パリに路面店をオープンします。

これはアメリカ人デザイナーとして初の快挙でした。フランスが誇る高級ファッションの本場で、アメリカンスタイルのブランドが認められた歴史的瞬間です。

2006年には東京・表参道にアジアのフラッグシップストアをオープン。白壁で造られた佇まいから「ホワイトハウス」の愛称で親しまれています。

くりまろ
くりまろ

パリに出店したアメリカ人デザイナー第1号!これはすごい快挙なんだにゃ!

ラルフローレンの多彩なライン展開とその特徴

ラルフローレンは現在、価格帯やターゲットに応じて複数のラインを展開しています。「ポロ ラルフローレン」だけでなく、最高級ラインから若者向けまで幅広い選択肢があります。

Polo Ralph Lauren|ブランドの中核を担う定番ライン

Polo Ralph Lauren(ポロ ラルフローレン)は、ブランドの原点であり中核を担うライン。

ポニーロゴの刺繍が入ったポロシャツが最も有名ですが、スーツ、カジュアルウェア、アクセサリーまで幅広く展開。伝統的なアメリカン・トラディショナルを基調としながら、カジュアルで着やすいデザインが特徴です。

価格帯も手が届きやすく、10代から70代まで幅広い世代に支持されています。

Ralph Lauren Purple Label|イタリア製の最高級メンズライン

Ralph Lauren Purple Label(ラルフローレン パープルレーベル)は、1994年に発表された最高級メンズライン。

イタリアの職人が手がける最上級の素材と仕立てが特徴で、スーツは50万円以上するものも。ビジネスマンの憧れのラインとして知られています。

RRL (Double RL)|ヴィンテージ愛好家のためのライン

RRL(ダブルアールエル)は、1993年にスタートしたヴィンテージラインです。

ブランド名は、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)と妻リッキー・ローレン(Ricky Lauren)のイニシャルから取られています。

ヴィンテージコレクターとして知られるラルフ・ローレンならではの、1920〜1930年代のアメリカをイメージしたカントリーテイスト。独特の加工でヴィンテージの風合いを出した上質な素材と仕立てが特徴です。

くりまろ
くりまろ

RRLは玄人好みのライン!ヴィンテージ加工の技術が素晴らしいんだにゃ!

Lauren Ralph Lauren|女性向けの上品ライン

Lauren Ralph Lauren(ローレン ラルフローレン)は、女性向けのライン。

Polo Ralph Laurenよりもフェミニンで上品なデザインが特徴。オフィスカジュアルからフォーマルまで、大人の女性に向けたアイテムを展開しています。

主なラルフローレンのライン一覧
Polo Ralph Lauren:ブランドの中核、定番ライン
Ralph Lauren Purple Label:最高級メンズライン
Ralph Lauren Collection:最高級レディースライン
RRL (Double RL):ヴィンテージライン
Lauren Ralph Lauren:女性向け上品ライン
Polo Ralph Lauren Children:子供服ライン
Ralph Lauren Home:ホームファニシング

まとめ:ラルフローレンは「憧れのアメリカ」を体現するブランド

ここまでラルフローレンのデザイナーとブランドの歴史を見てきました。

この記事のポイント
デザイナーはラルフ・ローレン。服飾教育を受けず独学で世界的ブランドへ
1968年設立、ネクタイから始まったブランド
「憧れのアメリカ」を体現。移民の子が描いた理想のライフスタイル
映画衣装で世界的に有名に。『華麗なるギャツビー』『アニー・ホール』
多彩なライン展開。Polo、Purple Label、RRLなど幅広い選択肢

ラルフローレンは、ネクタイ販売員から始まり、わずか数十年で世界的ブランドへと成長。その根底にあるのは、移民の子が抱いた「憧れのアメリカ」という夢でした。

上流階級のライフスタイルを提案しながらも、手が届く価格帯のアイテムも展開。誰もが「なりたい自分」になれる——それがラルフローレンの魅力です。

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