ヴァレンティノのデザイナーは誰?歴代から現在まで徹底解説

VALENTINO(ヴァレンティノ)

「ヴァレンティノのデザイナーって誰?」
「現在のデザイナーは?」
「ピッチョーリって退任したの?」

VALENTINO(ヴァレンティノ)のデザイナーは、2024年4月からアレッサンドロ・ミケーレが務めています。

前任のピエールパオロ・ピッチョーリは、25年間在籍した後、2024年3月に退任。そして、元グッチのデザイナーだったミケーレが後任に就任しました。

この記事では、ヴァレンティノの歴代デザイナーを詳しく解説。創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、ピエールパオロ・ピッチョーリの25年間の功績、そして現デザイナー・アレッサンドロ・ミケーレまで、すべてがわかります。

ヴァレンティノの現在のデザイナー:アレッサンドロ・ミケーレ(2024年〜)

まずは、現在のデザイナーについて見ていきましょう。

2024年4月就任:元グッチのクリエイティブディレクター

ヴァレンティノの現在のクリエイティブディレクターは、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)

基本情報:
・生年:1972年ローマ生まれ
・学歴:ローマのファッションアカデミー
・グッチでの経歴:2002年入社、2015年1月クリエイティブディレクター就任、2022年11月退任
・ヴァレンティノ就任:2024年4月2日

ミケーレは、2015年1月から2022年11月まで「グッチ」のクリエイティブディレクターを務め、7年の間で売上高を3倍近くまで伸ばした実力派デザイナー。

さまざまな文化や歴史の要素を織り交ぜた折衷的かつアンドロジナスな美学と独創的なアイデアを生かしたファッションショーで知られています。

くりまろ
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元グッチのデザイナーにゃ!

2024年9月、パリでデビューショー:171ルックの衝撃

ミケーレのデビューは、2024年9月のパリ・ファッション・ウィークで披露された2025年春夏コレクション。

その前に、6月には2025年リゾート・コレクションをルックブック形式で発表。なんとメンズとウィメンズを合わせて171ルックというボリュームで、業界に衝撃を与えました。

フリル、ラッフル、ペプラム、レース、チュール、タッセル、リボン──ロココ調やバロック調など、いにしえのスタイルに着想を得た「装飾主義全開」のコレクションは、「クワイエット・ラグジュアリーの終了を決定づけた」と評されました。

2025年1月、クチュールデビュー:「目もくらむような」装飾美

2025年1月29日、ミケーレは初のオートクチュール・コレクションを発表。

旧パリ証券取引所を会場にしたショーでは、各ルックに使用された素材や技法を記した詳細な説明が添えられた「教科書ほどある分厚い紙の束」をゲストに配布。

パニエスカート、フリルカラー、タペストリーのような花柄、何千ものシルバーのフリル──「目もくらむような」装飾の数々に、拍手喝采が送られました。

くりまろ
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装飾主義全開のミケーレスタイルにゃ!

前デザイナー:ピエールパオロ・ピッチョーリ(2008-2024年)

ミケーレの前任、ピエールパオロ・ピッチョーリについて見ていきましょう。

25年間在籍:1999年入社、2024年3月退任

ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)は、1999年にヴァレンティノに入社し、25年間在籍した後、2024年3月に退任しました。

経歴:
・1990年:フェンディ入社、アクセサリーデザイン担当
・1999年:マリア・グラツィア・キウリとともにヴァレンティノ入社
・2008年:キウリとともにクリエイティブディレクター就任
・2016年:キウリがディオールに移籍、単独でクリエイティブディレクターに
・2024年3月:退任

ピッチョーリは、1998年に現ディオールのクリエイティブ・ディレクターを務めるマリア・グラツィア・キウリとともにヴァレンティノに入社。2人はフェンディで約10年間に渡りアクセサリーデザインを担当していました。

ピッチョーリの功績:Rockstud、Pink PP、アワード受賞

ピッチョーリは、ヴァレンティノを「ファッションの第一線に押し戻した立役者」と評されています。

主な功績:
「Rockstud(ロックスタッド)」:スタッズを施したアイコニックなヒットアイテムを生み出す
「Pink PP」:2022年秋冬にブランド独自のピンクを打ち出し、世界的な話題に
アワード受賞:2018年と2022年に「ザ・ファッション・アワード」で大賞の「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞
・2020年秋、「CFDAアウォード」で「インターナショナル・ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞

「次世代らしい創造力にクチュールのヘリテージを織り交ぜることで、メゾンに新風を吹き込んだ」と高く評価されました。

くりまろ
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25年間も在籍!すごいにゃ!

退任後:バレンシアガのクリエイティブディレクターに就任

ヴァレンティノを退任したピッチョーリは、2025年7月10日付でバレンシアガ(BALENCIAGA)のクリエイティブディレクターに就任しました。

グッチの指揮を執るために2025年3月にバレンシアガを離れたデムナの後任として参画。ピッチョーリによるファーストコレクションは、2026年春夏シーズン(10月のパリ・ファッションウィーク)にて披露される予定です。

ピッチョーリの経歴まとめ
・1990年:フェンディ入社
・1999年:ヴァレンティノ入社(キウリとともに)
・2008年:クリエイティブディレクター就任(キウリとともに)
・2016年:単独でクリエイティブディレクターに
・2024年3月:ヴァレンティノ退任(25年在籍)
・2025年7月:バレンシアガのクリエイティブディレクターに就任

創業者:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(1960-2007年)

ヴァレンティノの創業者について見ていきましょう。

1960年設立:50年間、洋服を生み出し続けた

ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)は、1960年にジャンカルロ・ジャンメッティとともにメゾン ヴァレンティノを設立。

1957年に会社を設立して、2007年に勇退するまでの50年もの間、オートクチュールとプレタポルテで、あらゆる美に刺激を受け、時代も地域も超越した洋服を生み出し続けてきた人物です。

長年にわたってフローレンス・ピューやセリーナ・ウィリアムズらセレブリティに衣装を提供し、イタリアのクチュールエレガンスを世界に発信しました。

ヴァレンティノのアイコン:1960〜80年代のスタイル

現デザイナーのミケーレは、創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニの1960〜80年代前半までのスタイル全般にインスピレーションを得ています。

例えば、波打つフリルのつけ襟は1980年初頭に発表したドレスのネックラインのよう。パフスリーブやペプラムを加えてフレアに仕上げた袖口などは、60年代後半に度々現れたディテールです。

「つばの広い帽子に驚いた人もいるかもしれないが、(創業者)ヴァレンティノの帽子は、もっともっと大きかったんだ(笑)」とミケーレは語っています。

くりまろ
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50年間も洋服を作り続けたにゃ!

ヴァレンティノのデザイナー交代の歴史

ヴァレンティノのデザイナー交代の歴史を時系列で見ていきましょう。

ヴァレンティノのデザイナー交代の歴史

1960年-2007年:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ
・メゾン ヴァレンティノ設立(1960年)
・50年間、オートクチュールとプレタポルテを展開
・2007年勇退

1999年-2024年:ピエールパオロ・ピッチョーリ時代
・1999年:キウリとともに入社、アクセサリーライン立ち上げ
・2008年:キウリとともにクリエイティブディレクター就任
・2016年:キウリがディオールに移籍、単独でクリエイティブディレクターに
・2024年3月:退任(25年在籍)
・代表作:Rockstud、Pink PP
・受賞:デザイナー・オブ・ザ・イヤー(2018、2022年)

2024年-現在:アレッサンドロ・ミケーレ
・2024年4月2日:就任
・2024年9月:パリでデビューショー(2025年春夏)
・2025年1月:初のオートクチュール発表
・特徴:装飾主義全開、折衷的かつアンドロジナスな美学

まとめ:ヴァレンティノのデザイナーは新時代へ

ここまで、ヴァレンティノのデザイナーについて見てきました。

この記事のポイント
現在のデザイナー:アレッサンドロ・ミケーレ(2024年4月就任)
前デザイナー:ピエールパオロ・ピッチョーリ(25年在籍、2024年3月退任)
創業者:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(1960-2007年、50年間)
ピッチョーリの功績:Rockstud、Pink PP、アワード受賞多数
ピッチョーリは2025年7月、バレンシアガのクリエイティブディレクターに就任
ミケーレの特徴:装飾主義全開、折衷的かつアンドロジナスな美学

ヴァレンティノのデザイナーは、創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニから始まり、ピエールパオロ・ピッチョーリの25年間を経て、現在はアレッサンドロ・ミケーレが新時代を切り開いています。

ピッチョーリが築いた「Rockstud」や「Pink PP」といったアイコンを引き継ぎながら、ミケーレは創業者ガラヴァーニの1960〜80年代のアーカイブに着想を得た「装飾主義全開」のコレクションで、新たなヴァレンティノを創造しています。

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