アディクトクローズの経年変化は、数年後の姿から逆算した設計

こんにちは、中古アパレル委託販売フクツグの田中です!
「アディクトクローズの経年変化って、どう育っていくの?」「うちの一着はシープ?ホース?茶芯かどうかはどこで分かる?」「サイズや季節が合わなくなったら、どうすればいい?」。長く着てきた方ほど、こんな疑問が浮かぶのではないでしょうか。
先に結論をお伝えすると、アディクトクローズ(ADDICT CLOTHES JAPAN)は、イギリス製ヴィンテージのライダースに魅了された石嶋聡さんが、革もファスナーも一から作り、数年後の姿まで見すえて作るブランドです。この記事では、経年変化の出方とレザー・モデルごとの違いを、公式の情報を軸に整理します。個人の着用記録は区別して紹介します。
この記事では、アディクトクローズの経年変化の考え方、茶芯レザー3種の違い、モデルごとの仕様とサイズ表、手元の一着を確認するときのポイントをまとめています。
イギリス製ヴィンテージの専門店が、自分の理想の一着を作るまで
公式のブランドページによると、アディクトクローズは元々、イギリスのヴィンテージライダースジャケットの専門店として創業しました。厚くて軽いシープスキン、現代的なフォルム、カラフルな色展開に魅了され、数えきれないほど販売し、自身もコレクターになったと語られています。
そこで「自分の理想のジャケットを作りたい」と考え、革、裏地、ファスナー、バックルまですべてにこだわった特注品を作り始めました。ライダース以外の洋服は「ACVM」、エンジニアブーツは「ADDICT BOOTS」(2010年〜)として展開されています。
出典:ADDICT CLOTHES JAPAN公式サイト「THE BRAND」(2026年10月時点)
革もファスナーも一から作り、数年後に「本当の完成」が来る設計
最初に取り組んだのは、ヴィンテージのように経年変化する特注の革でした。古いイギリス製ジャケットの特徴的なファスナーが既製品で見つからなかったため、引き手や四角い無地のエンドボックスまで一から作ったと公式は説明しています。
さらに、ヴィンテージは着用だけでなく日焼けでも変化している点に着目し、ファスナーのコットンテープの色を部分的に変えて仕立てました。新品のときではなく、革・テープ・金属パーツがすべて変化した数年後に「本当の完成が来る」ように構築した、というのが公式の考え方です。

新品の姿より、年月が経った姿から逆算して作っているんだにゃ。ここがアディクトクローズならではの話だにゃ。
アディクトクローズの経年変化は、レザー3種でこう違う

アディクトクローズのジャケットは、レザーによって表情も経年変化の出方も変わります。公式ストアの商品説明で確認できる主なレザーは、シープスキン、ホースハイド、ディアスキンの3種類です。
茶芯(ちゃしん)とは、革の芯が茶色の仕上げのことです。着込んで表面の黒が擦れると、下から茶色が見えてきます。変化の出方は革の種類や着方で異なります。
シープスキン:フルベジタブルタンニンの茶芯と、着用記録に見る変化
AD-01・02・03のシープ仕様は、公式ストアで「フルベジタブルタンニンの茶芯レザー」と記載されています。軽く、柔らかいのが特徴です。
経年変化の例として、個人ブログがBMCジャケット(シープ)を11月から3月まで、1日約2時間着た記録を公開しています。腕に蜂の巣状のシワが入り、肘が少し擦れ、袖口に茶色の芯が見え始めたと書かれています。これは書き手個人の記録であり、変化の速さは着方で変わります。
同じブログは、春先には暑く感じたことや、あごの金具の重みで襟がへたったことも挙げ、銀面(革の表面)が剥がれた場合は経年変化ではなく傷みの可能性もあると注意しています。
出典:個人ブログ「アディクトクローズのBMCジャケットを5ヶ月着込んだエイジング具合とデメリット」(2026年10月時点)
ホースハイド:1.3mm厚の混合鞣し。茶芯の有無は仕様を確認

ホースハイドは1.3mm厚の混合鞣しです。公式の説明では、クロームの量を極限まで減らし、銀面はフルベジタブルタンニンの表情を保ちつつ、引き裂きへの強度をクロームで高めています。「重量を感じながらも適度に柔らかい、ハードなルックス」と紹介されています。
2026年10月時点の公式ストアには、同じAD-01でも「HORSE TEA CORE」と、茶芯の記載がない「HORSE」が並んでいます。購入するときも、すでに持っているときも、茶芯仕様かどうかは確認したいポイントです。
AD-03のホースハイドを購入した個人ブログでは、ハリと柔軟性のバランス、革質のムラのなさが評価されている一方、閉めると絞りがやや強い点が挙げられています。
出典:個人ブログ「アディクトクローズの現行モデルAD-03を購入してみた」(2026年10月時点)
ディアスキン:最初の日から体に馴染む、受注生産の特別仕様
公式のジャーナルによると、ディアスキンはクロームの原皮にタンニンで再鞣しをした混合鞣しで、「上質なブランケットを羽織っているような着心地」と説明されています。最初に着た日から体に馴染み、着るほど体の一部のように変化していく革と説明されています。
2024年の特別仕様では、納品は受注から約1年の予定と案内されました。2026年は、茶芯仕上げのディアスキンをAD-01とAD-09で受注生産し、受注期間は8月29日〜9月23日でした。在庫販売を前提としない受注生産が多い点も、このブランドの特徴です。
出典:ADDICT CLOTHES JAPAN公式サイト「SPECIAL EDITION – BLACK & WHITE DEERSKIN」(2026年10月時点)
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アディクトクローズの経年変化を左右する、モデル・仕様・サイズの違い

定番の3モデルは、形と装飾がまったく違います。公式ストアの商品説明をもとに、違いを一覧にしました。
3モデルの違いを一覧で比べる
| モデル | 形 | 特徴 | シープ | ホース |
|---|---|---|---|---|
| AD-01 | センタージップ | 60〜70年代の英国スタイル。小ぶりな襟、ハンドウォーマーポケット2つ | 20.9万円 | 23.1万円 |
| AD-02 | ダブルブレスト | 深い背面ヨーク、ボールチェーンポケット4つ、ウエストベルト4つ | 22万円 | 24.2万円 |
| AD-03 | アシンメトリー | 特徴的なフロントウエストバンド、ボールチェーンポケット3つ、腕のレーシングトリム | 22万円 | 24.2万円 |
出典:ADDICT CLOTHES公式ストア(2026年10月時点の掲載価格)(2026年10月時点)


ほかにも、50年代後半〜60年代中期のセンタージップをモチーフにしたAD-00 HUSKY、40〜50年代のレーシングスタイルのAD-09 ULSTERなどがあります。ウィメンズ向けのAD-01W・AD-02Wも公式ストアに掲載されています。
なお、「アディクトクローズ AD-10」も多く検索されていますが、2026年10月時点で、公式ストアの現行の掲載一覧には見当たりませんでした。公式で確認できない仕様や価格は、この記事では書いていません。
サイズ表と、サイズ選びで気をつけたいこと
| サイズ | 着丈(前) | 肩幅 | 身幅 | 袖丈 |
|---|---|---|---|---|
| 36 | 64cm | 43cm | 49cm | 62cm |
| 38 | 66cm | 45cm | 52cm | 63cm |
| 40 | 67cm | 47cm | 55cm | 64cm |
| 42 | 67cm | 48cm | 57cm | 64cm |
| 44 | 68cm | 50cm | 59cm | 65cm |
上はAD-01の公式サイズ表(34〜48のうち5サイズ)です。AD-02・AD-03も肩幅・身幅・袖丈は同じ数値で、着丈だけが異なります。サイズ選びの参考として、身長170cm・体重60kgでAD-03のサイズ36を着る個人ブログの例がありますが、体型や好みで変わります。
袖丈の変更は、公式ストアに「SLEEVE LENGTH(袖丈)」のオプション(22,000円)が用意されています。
手元の一着を確認する、アディクトクローズならではの4点
経年変化の状態は、仕様によって見え方が変わります。このブランドで確認したいのは次の4点です。
| 確認点 | 見るところ |
|---|---|
| モデルの品番 | AD-01〜、ウィメンズはAD-01W・AD-02Wなど。形と装飾で見分けられる |
| レザーの種類 | シープ、ホースハイド、ディアスキンのどれか |
| 茶芯かどうか | ホースハイドには「HORSE TEA CORE」と、茶芯の記載がない「HORSE」がある |
| サイズと袖丈 | 34〜48。袖丈を変更したかどうかも変わる |
たとえば、袖口やポケットの縁に茶色の芯が見えているか、背中や肘のシワがどう入っているかも、その一着の経年変化の表情です。
出典:ADDICT CLOTHES公式ストア(2026年10月時点)(2026年10月時点)
まとめ:アディクトクローズの経年変化を育てた一着を、次の持ち主へ
この記事のポイント
・茶芯の経年変化まで設計したライダースブランド(公式)
・シープ、ホースハイド、ディアスキンで、仕様と経年変化の出方が違う
・AD-01はセンタージップ、AD-02はダブル、AD-03はアシンメトリー
・経年変化を左右するのは、レザー・茶芯の有無・モデル・サイズ
価値が分かる場所で手放す、という考え方

ずっと着てきたジャケットを手放すときは、迷ってあたりまえだにゃ。急がなくて大丈夫だにゃ。
サイズが合わなくなった、春先は暑く感じる、使う機会が減ったなど、手元の一着を見直す日が来ることもあります。そんなとき、育ててきた時間が分かる服ほど、その価値を理解して扱ってもらえる場所を選びたいものです。
受注生産が多く、手に入りにくいモデルもあるからこそ、品番や仕様を分かったうえで扱ってもらえる場所を選びたいところです。状態によって評価が変わります。


実は「第3の選択肢」があります

買取とフリマアプリのほかに、もうひとつ「委託販売」という方法があるにゃ。
服を手放す方法として、多くの方は「買取」か「フリマアプリ」の二択で考えます。実はもうひとつ、預けて代わりに販売してもらう「委託販売」という選択肢があります。
| 方法 | 手間 | 手元に残るお金 |
|---|---|---|
| 買取 | 送るだけでラク | お店が買い取る金額なので、手元に残る金額が少なくなりやすい |
| フリマアプリ | 撮影・採寸・説明文・値下げ交渉・梱包・発送を全部自分で | 手数料と送料が引かれるぶん、表示価格より手取りは少なくなる |
| 委託販売(フクツグ) | 送るだけ | 販売価格の40〜80% |
なお、ノーブランド・ファストファッションは取り扱いの対象外です。ブランドの背景があるジャケットほど、フクツグの委託販売と相性がよいと考えています。

育ててきた時間は、次の持ち主にもちゃんと伝わるにゃ。迷ったら、まず相談してみてほしいにゃ。
「このアイテム、どのくらいで売れるんだろう?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
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アイキャッチ画像:引用 ADDICT CLOTHES JAPAN公式サイト「SPECIAL EDITION – DEERSKIN TEA CORE」
その服、
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買取は、売れる前にお金を払うぶん、安くなります。
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買取店は販売価格の20〜30%、フクツグは還元率65%で計算した目安です。


