アクアスキュータムが投げ売りされたって本当?真相を徹底解説!

Aquascutum(アクアスキュータム)

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「アクアスキュータムが投げ売りされてる!」
「あの名門ブランドがなぜ?」
「今買うべき?それとも待つべき?」

2020年5月、新型コロナウイルスの影響でレナウンが民事再生法を申請。それに伴いアクアスキュータムが全品30〜70%OFFの大規模セールを実施しました。普段は決してセールにならない名作トレンチコート「KINGSWAY」(定価24万2千円)までもが対象に。

この記事では、アクアスキュータム投げ売りの真相を徹底解説します。「投げ売り」と呼ばれた出来事の全貌と、その後の復活劇がわかります。

  1. アクアスキュータム「投げ売り」の真相とは?2020年レナウン民事再生
    1. 2020年5月15日。レナウンが民事再生法を申請、上場企業初のコロナ倒産
    2. 「アーノルドパーマータイムレス、定価より50%オフ」全国で投げ売り開始
  2. アクアスキュータムが投げ売り?30〜70%OFFセール。名作KINGSWAYが初セール!
    1. 2020年春夏シーズン最新コレクションから定番トレンチまで全品30〜70%OFF
    2. 「普段は決してセールになることのなかった」KINGSWAY定価24.2万円→30%OFF
    3. 「なんとかブランドを残したい」宣伝部・VMDの強い思い
  3. 小泉グループへ事業譲渡。2020年8月、アクアスキュータムの新たな船出
    1. 2020年8月21日、オッジ・インターナショナルがブランドを買収
    2. 「堅実に業績を伸ばしており、むしろ古き良きバーバリー風味」
    3. 2024年9月、オッジ・インターナショナルが社名を「レナウン」に変更
  4. アクアスキュータムとはどんなブランド?1851年創業170年の歴史
    1. 1851年ロンドン創業。ブランド名の由来は「水の盾」
    2. 第一次世界大戦で活躍。英国陸軍に納入されたトレンチコート
    3. 1930年KINGSWAY誕生。1920年ウィンザー公からロイヤルワラント授与
    4. 1976年クラブチェック柄誕生。ネイビー・ベージュ・ブラウンの3色
  5. まとめ:アクアスキュータム投げ売りの真相と今後の展望
    1. 「投げ売り」は一時的な出来事。現在は安定稼働、品質も維持
    2. 今買うべきか?定価販売だが、品質と歴史は揺るがない
    3. 中古市場では2020年セール品が流通。状態の良いものは狙い目
    4. アクアスキュータムの今後:「本物」を求める人に選ばれ続けるブランドへ

アクアスキュータム「投げ売り」の真相とは?2020年レナウン民事再生

こんにちは、宅配買取QUOTの田中です!
アクアスキュータム「投げ売り」の真相について、まずは背景から見ていきましょう。

2020年5月15日。レナウンが民事再生法を申請、上場企業初のコロナ倒産

「ダーバン」「アクアスキュータム」「アーノルドパーマータイムレス」など多くのブランドを展開する株式会社レナウンは、東証1部上場のアパレル名門ブランドとして高い知名度を誇っていました。

しかし、中国のグループ会社からの多額の未回収金問題を抱えるなか、新型コロナウイルス感染拡大による資金繰り悪化で、2020年5月15日に国内子会社に民事再生法の適用を申し立てられ、上場企業で初となるコロナ関連倒産となってしまいました。

レナウン破綻の経緯
1902年創業:佐々木八十八氏が創業
1990年12月期:年売上高約2,317億円、世界最大規模のアパレル企業に
2010年7月:中国の山東如意科技集団が筆頭株主に(41.52%)
2019年:台風・記録的暖冬で冬物衣料販売不振
2020年2月〜:コロナ禍で店舗休業、4月の売上高は前年同月比81.0%減
2020年5月15日:民事再生法適用申請、負債138億7,900万円

くりまろ
くりまろ

1990年には売上2,300億円超!それがコロナ禍で上場企業初の倒産!衝撃的な出来事だったにゃ!

「アーノルドパーマータイムレス、定価より50%オフ」全国で投げ売り開始

民事再生法の適用を申請したレナウン。百貨店など全国の売り場で投げ売りを始めました。主力としてきたアクアスキュータムやダーバンも含め、ほぼすべての商品が半額だったのです。

日本経済新聞の記事によると、「アーノルドパーマータイムレス、定価より50%オフ」。アクアスキュータムなど各種ブランド品の半額セールで現金を捻出していました。

アクアスキュータムが投げ売り?30〜70%OFFセール。名作KINGSWAYが初セール!

アクアスキュータムの「投げ売り」について、具体的に見ていきましょう。

2020年春夏シーズン最新コレクションから定番トレンチまで全品30〜70%OFF

経営破綻により、民事再生法の適用を申請したレナウンの展開するアクアスキュータムが、これに伴う大々的なセールを全国のアクアスキュータムの店頭および同ブランドのオンラインストアにてスタートさせました。

1851年、ロンドンにて誕生したアクアスキュータム。今回のセールでは2020年春夏シーズンの最新コレクションから、同ブランドの象徴とも言える人気の定番トレンチコートまで、幅広いアイテムが全品30〜70%OFFの破格にて登場しました。

2020年アクアスキュータムセール概要
・全品30〜70%OFF
・2020年春夏シーズン最新コレクション対象
・定番トレンチコートも対象
・全国のアクアスキュータム店頭+オンラインストア
・英国製メンズトレンチコート「KINGSWAY」も初セール

「普段は決してセールになることのなかった」KINGSWAY定価24.2万円→30%OFF

特に注目されたのが、英国製のメンズトレンチコート『KINGSWAY』をはじめとした、トレンチコートの数々がセール初登場となったこと。

LEONの記事によると、「トレンチコートの王道『KINGSWAY』もなんと登場!こちらは大人気の定番につき、普段は決してセールになることのなかったアイテム」。定価22万円(当時)のものが30%オフで販売されました。

現在のKINGSWAYの定価は24万2千円(税込)。1930年に発表され、90年経った今もなお愛し続けられている、アクアスキュータムのアイコントレンチコートです。

くりまろ
くりまろ

「普段は決してセールにならない」KINGSWAYが30%OFF!アクアスキュータムファンには衝撃のセールだったにゃ!

「なんとかブランドを残したい」宣伝部・VMDの強い思い

ファッション誌「ミモレ」の編集長・川良咲子氏は、当時の心境をこう綴っています。

「これまで一度もセールになったことがなかった、定番のトレンチコートもセールになっているんです。『いつかは欲しいと思っていた方にぜひご紹介ください』と宣伝部の方が教えてくださいました。服を愛し、アクアスキュータムを愛するレナウンの宣伝部やVMDの皆さんが、なんとか皆さんに愛されるこのブランドを残したいという強い思いを感じています」

小泉グループへ事業譲渡。2020年8月、アクアスキュータムの新たな船出

「投げ売り」の後、アクアスキュータムはどうなったのか。

2020年8月21日、オッジ・インターナショナルがブランドを買収

民事再生手続の決定を受けたレナウンが2020年8月21日、小泉グループの事業会社であるオッジ・インターナショナルとの間で、「アクアスキュータム」「ダーバン」「スタジオバイダーバン」の3つのブランドについて、事業譲渡契約を締結しました。

譲渡価格は非公開。譲渡予定日は9月30日。小泉グループは、量販店向けブランドは小泉アパレル、百貨店向けはオッジ・インターナショナルとおおまかにすみ分けました。

小泉グループへの事業譲渡
2020年8月21日:事業譲渡契約締結
譲渡先:オッジ・インターナショナル(小泉グループ)
譲渡ブランド:アクアスキュータム、ダーバン、スタジオバイダーバン
譲渡予定日:2020年9月30日
譲渡価格:非公開

「堅実に業績を伸ばしており、むしろ古き良きバーバリー風味」

小泉グループ傘下で、アクアスキュータムは安定稼働しています。

NewsPicks上のコメントによると、「オッジインターナショナルは『カステルバジャック』のライセンスなども手掛けています。アクアスキュータムやダーバンは堅実に業績を伸ばしており、アクアスキュータムに至ってはむしろこちらの方が古き良きバーバリー風味。質も悪くないです」。

くりまろ
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小泉グループへの譲渡でブランドは存続!堅実に業績を伸ばしている!良かったにゃ!

2024年9月、オッジ・インターナショナルが社名を「レナウン」に変更

そして2024年9月、大きな動きがありました。

オッジ・インターナショナルが社名を「レナウン」に変更。アクアスキュータムやダーバンを継承した同社は、「レナウン」の名を復活させたのです。

「レナウンという名前はやはりネームバリューがありますし、こういう形で復活するのは良いことだと思います」とのコメントも見られ、名門ブランドの復活を歓迎する声が多数寄せられました。

アクアスキュータムとはどんなブランド?1851年創業170年の歴史

アクアスキュータムとはどんなブランドか、その歴史を見ていきましょう。

1851年ロンドン創業。ブランド名の由来は「水の盾」

アクアスキュータムは、1851年にロンドンで創業したブランド。ブランド名はラテン語で「水」を表す「aqua」と、「盾」を表す「scutum」を組み合わせた造語です。

1853年に発表した、ウール生地に防水加工を施した「水の盾(Aquascutum)」という生地が由来。当時の最先端技術により、防水加工を施したウール地を発明したところから、このようなブランド名になりました。

第一次世界大戦で活躍。英国陸軍に納入されたトレンチコート

アクアスキュータムの名を世界に知らしめた名品トレンチコートが最初に作られたのは第一次世界大戦中(1914〜1918年)

英国陸軍の要請を受け、1914年にサービスキット(軍用品の一揃え)の一環として納入されました。当時、アクアスキュータムのトレンチコートは、ロイヤルワラントを授与された唯一のコートでした。

上流階級出身の将校たちの多くはアクアスキュータムでトレンチコートを仕立て戦場に向かいました。戦場という過酷な状況下で将校の体を雨や風から守り、その後、街の紳士に愛されるコートとなったのです。

くりまろ
くりまろ

第一次世界大戦で英国陸軍に納入!戦場で鍛えられたトレンチコート!これが原点だにゃ!

1930年KINGSWAY誕生。1920年ウィンザー公からロイヤルワラント授与

1920年、世界で最もお洒落な皇太子、プリンス・オブ・ウェールズ、後のウィンザー公からロイヤルワラントを授与され、ファッション界の注目の的となりました。

1930年、第一次世界大戦で活躍したウール製のトレンチコートのデザインをほぼ変えることなく、コットン製にしたモデルを発表。それが、KINGSWAYでした。KINGSWAYは、映画スターに愛され、その地位を不動のものにしていきました。

1976年クラブチェック柄誕生。ネイビー・ベージュ・ブラウンの3色

1976年、創業125周年を記念して発表されたのが、『クラブチェック柄』です。

その頃には、トレンチコートの名声が高まるにつれ似たようなコートが登場したため、一目でアクアスキュータムと分かるチェック柄が必要になりました。

クラブチェックのカラーには意味が込められており、英国の格式高いクラブのブレザーの色を表したネイビー、トレンチコートの代表色であるベージュ、そして素材や生地の質感を大切にする意味が込められたビキューナのブラウンの3色で構成されています。

まとめ:アクアスキュータム投げ売りの真相と今後の展望

ここまでアクアスキュータム投げ売りの真相について見てきました。

この記事のポイント
投げ売りの真相:2020年5月レナウン民事再生に伴う在庫処分セール
セール内容:全品30〜70%OFF、名作KINGSWAY(定価24.2万円)も初セール
事業譲渡:2020年8月小泉グループ(オッジ・インターナショナル)が買収
社名変更:2024年9月オッジ・インターナショナルが「レナウン」に社名変更
ブランドの歴史:1851年ロンドン創業、1930年KINGSWAY誕生、1976年クラブチェック柄
現在の状況:堅実に業績を伸ばし安定稼働中

「投げ売り」は一時的な出来事。現在は安定稼働、品質も維持

アクアスキュータムの「投げ売り」と呼ばれたのは、2020年5月のレナウン民事再生に伴う30〜70%OFFの大規模セールのこと。普段は決してセールにならない名作トレンチコート「KINGSWAY」(定価24万2千円)までもが対象となり、大きな話題になりました。

しかし、これは一時的な在庫処分セール。その後、2020年8月に小泉グループ(オッジ・インターナショナル)がブランドを買収し、「堅実に業績を伸ばしており、アクアスキュータムに至ってはむしろこちらの方が古き良きバーバリー風味。質も悪くないです」との評価を得ています。

2024年9月には社名を「レナウン」に変更し、名門の名を復活。ブランドは継承され、品質も維持されていると言えます。

今買うべきか?定価販売だが、品質と歴史は揺るがない

「2020年のような投げ売りセールはもうないの?」と思う方もいるでしょう。

結論から言うと、あのような大規模セールは特殊な状況下で行われたもの。現在は通常価格での販売が基本です。KINGSWAYも定価24万2千円(税込)での販売となっています。

しかし、1851年創業170年の歴史、第一次世界大戦で英国陸軍に納入されたトレンチコートの伝統、1930年誕生のKINGSWAYのデザイン、これらは変わっていません

アクアスキュータムを今買うメリット
・ブランドは安定稼働、品質も維持
・170年の歴史と伝統は健在
・トレンチコートの原型であるKINGSWAYの価値は不変
・「着れば着るほどかっこよくなっていく」長く付き合える服
・2024年9月のレナウン社名復活でブランドの継続性も安心

中古市場では2020年セール品が流通。状態の良いものは狙い目

「どうしても安く手に入れたい」という方には、中古市場という選択肢もあります。

2020年のセールで購入された商品が、現在中古市場に流通しています。定価24万2千円のKINGSWAYが、状態の良い中古品で10万円前後〜15万円程度で見つかることも

特に「イングランド製」「MADE IN U.K.」の表記があるものは、本国イギリスで作られた品質の高いモデル。中古でも価値は高く、長く愛用できます。

ただし、中古品を購入する際は、襟の汚れ、ボタンの欠損、ベルトの有無、裏地のクラブチェックの状態などをしっかり確認することが大切です。

アクアスキュータムの今後:「本物」を求める人に選ばれ続けるブランドへ

アクアスキュータムの今後はどうなるのか。

小泉グループ(現レナウン)傘下で安定稼働している現在、「本物」を求める人に選ばれ続けるブランドとして、着実に歩んでいくでしょう。

2020年の「投げ売り」は、ブランドにとって試練の時でした。しかし、それを乗り越えて復活を遂げたアクアスキュータム。170年の歴史と伝統は、これからも受け継がれていきます。

「あらゆるトレンチコートの原型であるのがアクアスキュータムのキングスウェイ。襟の形とか、ボディのバランス、Dリングやガンパッチに至るまで、当時と相違ないつくりをしています。これをアーカイブとして、いろんなブランドがトレンチコートを作っている。本物を着ている感覚というのがキングスウェイにはあります。そこがほかのトレンチとの決定的な差だと思いますね」

レナウン破綻30〜70%OFFセールから復活まで

この言葉が示すように、アクアスキュータムの価値は「投げ売り」という一時的な出来事に左右されるものではありません。170年の歴史と、本物のトレンチコートを作り続けてきた伝統。それこそが、アクアスキュータムの真の価値なのです。

今回紹介したブランドをはじめ、人気ブランドのアイテムは中古市場でも需要が高く、思っていた以上の金額で売れることがあります。

「そんなに高く売れるの?」と思うかもしれません。でも、ブランドの価値をきちんと理解したプロが見ると、リサイクルショップでは数百円だったものが数千〜万円になることも珍しくありません。またフリマアプリよりも楽に素早く現金化できます。

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