アークテリクス「シータAR」とは?1998年に登場したシェルジャケット

こんにちは、中古アパレル委託販売フクツグの小松です!
「アークテリクスのシータAR、復刻されたって聞いたけど、そもそもどんなジャケット?」「昔のシータARと今回の復刻版は何が違うの?」「手元にある古いシータARは、どう見ればいいんだろう?」そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
先に結論をお伝えすると、アークテリクスのシータARは、BEAMS公式の発表で1998年に発売されたオリジナルモデルとされているジャケットです。2026年9月にBEAMSとの協業25周年を記念して復刻され、あらためて注目されています。
この記事では、アークテリクス「シータAR」の基本、2026年に復刻された「KOYO」モデルの内容(発売日・価格・素材・ディテール)、そして旧型のシータARを見るときの考え方を、BEAMS・アークテリクスの公式情報をもとにまとめています。
アークテリクスというブランド名は、約1億4000万年前に生きた始祖鳥(Archaeopteryx lithographica)に由来します。アークテリクス公式サイトでは、恐竜と鳥をつなぐこの生き物にちなみ、「進化を加速させる」という考え方をブランドの軸として説明しています。
出典:Arc’teryx公式サイト「Arc’teryx Naming」(2026年10月時点)
そのアークテリクスが1998年に世に出したモデルの一つが、シータARです。長い年月を経て今なお名前が挙がる背景には、BEAMSとの長い協業があります。

ブランド名の由来が「進化」だと知ると、復刻というニュースも、ただの懐かしさだけじゃない見え方になるにゃ。
アークテリクスというブランド自体の成り立ちや魅力は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

シータARが「いつ登場して、いつまで作られていたのか」という点も気になるところです。報道によると、シータARは2017年に生産終了となっています。
出典:FIELD MAG「BEAMS & Arc’teryx Mark 25 Years of Collabs」(2026年9月時点)
アークテリクス「シータAR」の復刻とは?BEAMS協業25周年「KOYO」の中身

BEAMSは2026年9月22日、BEAMS創業50周年とアークテリクスとの協業25周年を記念した「ARC’TERYX × BEAMS Anniversary Collection」を発表しました。コレクション名は、日本の紅葉をイメージした「KOYO(紅葉)」です。
その中核となるアイテムが、今回のテーマであるTHETA AR JACKETです。BEAMS公式発表では、1998年発売のオリジナルモデルをベースにしたジャケットと説明されています。
出典:BEAMS公式プレスリリース「ARC’TERYX × BEAMS Anniversary Collection」(2026年10月時点)
発売は2026年9月25日から。ビームス原宿と、アメリカ・イギリス・カナダ・中国のアークテリクスブランドストアで、世界同時に始まりました。公式発表で確認できる主な内容は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アイテム名 | THETA AR JACKET(カラー名:KOYO) |
| 発売日 | 2026年9月25日 |
| 販売店舗 | ビームス原宿/アメリカ・イギリス・カナダ・中国のアークテリクスブランドストア |
| 素材 | GORE-TEX PRO ePE |
| 価格 | 187,000円(税込) |
| サイズ | XS〜XXL |
| 配色 | アークテリクスのBLAZE、BEAMSのオレンジ、24Kなどのカラーブロック |
出典:BEAMS公式プレスリリース(2026年10月時点)
デザイン面では、センターフラップ、ポケットのジップカバー、旧式のプルタブなど、当時のデザイン要素を踏襲しているとBEAMS公式は説明しています。一方で素材は現代仕様に更新され、「GORE-TEX PRO ePE」が採用されました。
つまり2026年版は、1998年モデルの雰囲気を残しながら、素材を現代のものに置きかえたジャケットということになります。ビームス特集ページでも、同じ内容が紹介されています。
出典:BEAMS公式特集「ARC’TERYX × BEAMS」(2026年10月時点)
たとえば、シェルジャケットは機能を重視するぶん、見た目の細部には作られた時代の考え方が表れやすいアイテムです。センターフラップや旧式のプルタブのようなディテールが今回あらためて取り上げられたのは、そうした時代ごとの個性を大切にしたいという意図の表れ、と受け取ることもできます。

昔のディテールを残したまま、素材だけを今のものにするなんて、作り手の愛を感じるにゃ。
KOYOコレクションは全6型
なお、KOYOコレクションは全6型で、報道によると、THETA AR JACKETのほかに、GAMMA JACKET、JOGEN PANTS、KRAGG COTTON LS SHIRT、KONSEAL 15 BACKPACK、GAMMA 5 PANEL CAPが並びます。復刻されたシータARは、その中心に置かれたアイテムです。
また、報道では、2026年版のシータARについて、長めの身丈と高い位置のポケットといった、当時の特徴を残していると紹介されています。公式の「センターフラップ、ポケットのジップカバー、旧式プルタブ」という説明とあわせて見ると、シルエットとディテールの両面で、当時の雰囲気を大切にした復刻だと分かります。
出典:OPUMO「New Arc’teryx x BEAMS collection resurrects a 90s icon」(2026年9月時点)
また、協業25周年を記念して、アーカイブを展示する「NOW / THEN ARC’TERYX × BEAMS Archive Museum」も、ニューヨークと日本で開催されました。ニューヨークの会期は2026年9月22日〜24日で、アークテリクス公式の告知ページでは、25年の協業を象徴する過去のアーカイブとして、複数のジャケットやバックパックが紹介されています。
出典:Arc’teryx「NOW / THEN: Arc’teryx x BEAMS EXHIBITION」(2026年10月時点)
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アークテリクス「シータAR」の旧型は?年代の見分けで気をつけたいこと
シータARの歩みを、報道で振り返る
ここで、シータARの歩みを、報道や資料から振り返ってみましょう。BEAMSとアークテリクスの協業は2001年に始まり、報道では、この最初のコレクションにシータARも含まれていたと伝えられています。その後も協業のなかで、シータARの別注モデルが登場したことが、報じられています。
ただし、協業モデルの年については、資料によって表記にずれがあります。HIGHSNOBIETYは「2004年にシータARが作り直された」と紹介しているのに対し、アークテリクス公式の展示告知ページには「2006年のシータAR」という名前が並んでいます。このように、年代の細かな情報は出どころによって異なるため、この記事では特定の年を断定しません。
出典:HIGHSNOBIETY「BEAMS & Arc’teryx 25th Anniversary」(2026年9月時点)
そして報道によると、シータARは2017年に生産終了となりました。そのため、復刻された2026年版は、一度は姿を消したモデルが、約9年を経て戻ってきたことになります。
復刻をきっかけに、「昔のシータAR(旧型)は、どこが違うの?」「うちにあるのは何年のモデル?」と気になる方もいると思います。ところが、ここは注意が必要なところです。
ネット上には、年代ごとの見分け方を書いた情報もありますが、出どころが分からないものも少なくありません。たとえば、タグの形や縫製の特徴だけで「このモデルは何年製」と言い切るのは難しく、間違った情報のまま広まってしまうこともあります。
そこで、旧型のシータARをお持ちの方には、年代を決めつけるよりも、次のような点を確かめておくことをおすすめします。
ちなみに、アークテリクスとBEAMSの協業は、2026年で25周年を迎えました。25年のあいだにはいくつもの別注モデルが生まれていて、展示の告知ページでも過去のジャケットやバックパックが並べられています。そのなかで、1998年に生まれたシータARが復刻の主役に選ばれたこと自体が、このモデルの存在感を表しているといえそうです。
2026年版の復刻をきっかけに、1998年のシータARという名前そのものへの関心が高まることも考えられます。ただし、旧型がどれくらいの評価になるかは、モデルごとの状態や市場の状況によって変わるため、一概には言えません。
アークテリクスには、ほかにも長く着られるアイテムが多くあります。ダウンやリュックについては、こちらの記事も参考にしてください。



年代の話は、確かめられる範囲を大事にするにゃ。分からないことを「分からない」と言えるのも、誠実さだと思うにゃ。
まとめ:アークテリクス「シータAR」は復刻をきっかけに見直したい名作
この記事のポイント
・シータARは、BEAMS公式発表で1998年発売のオリジナルモデルとされているジャケット
・2026年9月25日、BEAMS協業25周年「KOYO」の中核として復刻(187,000円・税込)
・年代ごとの細かな違いは公式で確認できないため、旧型は購入時の資料と状態の記録が大切
シータARは、1998年の登場から長い時間を経て、2026年に復刻されました。BEAMS公式発表を読むと、昔のディテールを大切にしながら、素材は現代のものに置きかえるという丁寧な復刻だったことが分かります。
一方で、旧型の年代判別のように、公式で確認できないことは分からないままにしておくのも大切です。お手元のシータARがどんな1着なのかは、購入時の資料や状態の記録から、ひとつずつ整理していくのが安心です。
季節の変わり目に手持ちのアウターを見直したくなったら、こちらの記事もあわせてどうぞ。

価値が分かる場所で手放す、という考え方
たとえば、シータARのように機能性の高いシェルジャケットは、ブランド名が分かっても「ただの古いナイロンジャケット」と見られてしまうこともあります。素材やディテールの価値が分かる場所で、次の持ち主に届けたいものです。
実は「第3の選択肢」があります
服を手放す方法として、多くの方が思い浮かべるのは「買取」か「フリマアプリ」のどちらかではないでしょうか。実は、この2つ以外にもう一つ、「委託販売」という選択肢があります。
| 方法 | 手間 | 手元に残るお金 |
|---|---|---|
| 買取 | 送るだけでラク | お店が買い取る金額なので、手元に残る金額が少なくなりやすい |
| フリマアプリ | 撮影・採寸・説明文・値下げ交渉・梱包・発送を全部自分で | 手数料と送料が引かれるぶん、表示価格より手取りは少なくなる |
| 委託販売(フクツグ) | 送るだけ | 販売価格の40〜80% |

長く着てきた1着だからこそ、最後まで納得できる形で手放してあげてほしいにゃ。
「このアイテム、どのくらいで売れるんだろう?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
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アイキャッチ画像:引用 BEAMS公式プレスリリース「ARC’TERYX × BEAMS Anniversary Collection」(THETA AR JACKET)
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