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ATON、名前は「AからN」。スビンコットンの秘密

ATON、名前は「AからN」。スビンコットンの秘密 ブランド知識
実例

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「ATON」というブランド名、どうしてこの綴りなのか気になったことはありませんか?
スビンコットンのTシャツが人気とは聞くけれど、素材の何がそんなに特別なのか、デザイナーがどんな人なのかまでは知らないという方も多いはずです。
ATONという名前の由来、デザイナー久﨑康晴の経歴、代表的なアイテム、インドの綿と和歌山の職人技について、公式サイトや取材記事をもとに詳しく解説していきます。

この記事の内容:ATONという名前が持つ意味/デザイナー久﨑康晴の経歴/代表アイテム2点/インドの綿と和歌山の職人技/ATONの服の新しい手放し方

ATONという名前に込められた「A to N」の想い

デザイナーがスケッチを整理するファッションアトリエ
Photo by Vitaly Gariev on Pexels

こんにちは、中古アパレル委託販売フクツグの小松です!

ATON(エイトン)は、2016年秋冬シーズンに誕生した日本のブランドです。ユニセックスのサイズ展開で、男女を問わずクロスカテゴリーで楽しめる品ぞろえが特徴。公式サイトでは「ここにしかないもの」というコンセプトのもと、「自分のスタイルを確立した大人が着られるリアルスタンダード」を掲げています。

「快適でありながら光沢感がある」「パリッとしていながら軽い」。公式サイトのこの言葉どおり、相反する要素を両立させた服づくりが、ATONらしさをつくっています。

デザイナー久﨑康晴、大阪モード学園から始まった道

ATONを手がけるのは、デザイナーの久﨑康晴さんです。1969年、大阪府生まれ。大阪モード学園を卒業したのち、国内のさまざまなアパレルブランドでディレクターを歴任し、2016年秋冬シーズンにATONを立ち上げました。

複数のブランドでディレクターとして服づくりの現場に立ってきた経験は、決して短いものではありません。トレンドの移り変わりを見続けてきたからこそ、「流行に左右されない、着る人のためのリアルスタンダード」という考え方にたどり着いたのではないでしょうか。

長くものづくりの現場に立ってきたからこそ見えてくる、素材と向き合う姿勢。それが、次に紹介する名前の由来にもつながっています。

くりまろ
くりまろ

いろんなブランドでディレクターを務めたあとに、自分のブランドを立ち上げたんだにゃ。現場を知っているからこそのこだわりがありそうだにゃ。

名前の由来は「A to N」。生産者と向き合うものづくり

職人が布に手作業で絵付けをする様子
Photo by Muhammad Khawar Nazir on Pexels

ATONというブランド名は、「A to N」、つまり日本語でいう「あ」から「ん」までを意味しています。公式の紹介によると、このネーミングには「原材料から仕上がりにいたるまで、生産者との密なコミュニケーションをとり、きちんと生産背景を理解した上でものづくりをしたい」という思いが込められているそうです。

糸を紡ぐ人、生地を織る人、縫い上げる人。ひとつの服ができるまでには、たくさんの人の手が関わっています。その全部に目を向けたい、という姿勢がブランド名そのものに表れているのは、なかなか珍しいことではないでしょうか。

ATONを読み解く2つの言葉
・A to N … 「あ」から「ん」まで、生産者と向き合うものづくり
・ここにしかないもの … 自分のスタイルを確立した大人のリアルスタンダード

ATONが得意とする、スビンコットンの2着

ATON スビンコットンのワイドスリーブTシャツを着た人物
ATON SUVIN 60/2 | WIDE SLEEVE T-SHIRT ¥15,400 引用:ATON公式サイト

ATONの公式サイトには、Tシャツからニット、ワンピースまで幅広いアイテムが並びますが、中でも代名詞といえるのが「スビンコットン」を使ったシリーズです。ここでは、その中から2点を紹介します。

高いアームホールで魅せる、パーフェクトフィットTシャツ

ATON スビンコットンのパーフェクトフィットTシャツを着た人物
ATON SUVIN 60/2 | PERFECT FIT T-SHIRT ¥13,200 引用:ATON公式サイト

商品ページによると、このTシャツは「通常のTシャツより高い位置に袖がある」のが特徴で、「腕まわりがきれいに見え、肩から肘にかけてのラインがすっきり見える」よう設計されています。素材は綿100%、日本製。インドで厳選されたスビンコットンを、和歌山市の職人が手編みしたATON独自のジャージー素材で、化学処理を施さず、天然の艶と柔軟性を生かしています。カラーはBLUE、WHITE、TOP GRAY、BROWN、BLACKの5色展開で、価格は¥13,200(税込)です。

「ただのTシャツ」に見えて、袖の位置ひとつにまで理由がある。パッと見ただけでは分からない、着てはじめて分かる違いがあるからこそ、シーズンをまたいで長く着続けたくなるのだと思います。ベーシックの奥深さを感じるアイテムです。

一枚で様になる、スビンコットンのスリーブレスドレス

ATON スビンコットンのスリーブレスドレスを着た人物
ATON SUVIN 60/2 | SLEEVELESS DRESS ¥24,200 引用:ATON公式サイト

袖なしトップスがまっすぐ伸びたマキシ丈のワンピースです。商品ページには「インドで厳選されたスビンコットンを、和歌山市のニッター職人と共に織り上げた」とあり、双糸を使うことで光沢と柔軟性を備えたATONオリジナルのジャージー素材でできています。素材は綿100%、日本製。カラーはBLUE、TOP GRAY、BROWN、BLACKの4色展開で、価格は¥24,200(税込)です。

一枚でさらりと着られるので、羽織りものやベルトで表情を変えやすいのも魅力。ミニマルなデザインだからこそ、素材の良さがそのまま伝わってきます。

くりまろ
くりまろ

同じ生地から、Tシャツもワンピースも生まれているんだにゃ。素材への自信がないと、こんなにシンプルな形では勝負できないにゃ。

ベーシックの完成度を追求するという点では、素材から向き合うMidiUmiの記事もあわせて読むと発見があるはずです。

MidiUmiの名前の由来と、土に還る服づくりの話
MidiUmi(ミディウミ)の名前の由来やブランドコンセプト、ステンカラーコートなどの定番アイテム、天然素材だけで仕立てるSOILシリーズまで詳しく紹介します。手持ちのMidiUmiを手放すときの新しい選択肢についてもくわしく解説します。
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ATONならではの話。インドの綿と和歌山の職人

太陽の光を浴びる広大な綿花畑
Photo by Karen Laårk Boshoff on Pexels

ATONのアイテムがシンプルに見えて特別なのは、デザインだけでなく、素材そのものに理由があるからです。ここでは、ブランド名の「A to N」を象徴する、素材と産地のこだわりを2つ紹介します。

手摘みのスビンコットンが、シルクのような艶になるまで

ATONのTシャツやワンピースに使われている「スビンコットン」は、インドが原産の綿花で、世界三大コットンのひとつに数えられる高級素材です。ファッションプレスの紹介によると、インドの綿花をていねいに手摘みし、和歌山で編み立てているとのこと。手摘みのため綿の油分が失われず、繊維が傷つかない。だからこそ、化学処理を使わなくても、シルクのような美しい光沢が生まれるのだそうです。

糸を双糸にすることで、光沢と柔軟性の両方を引き出しているのも特徴です。原材料の産地から、糸を編む職人の手元まで。ATONというブランド名が示す「A to N」を、いちばん体現しているのがこのスビンコットンのシリーズだといえそうです。

媒染剤を使わない、「エイトンカラー」の草木染め

植物染めで色付けした布を持つ様子
Photo by Teona Swift on Pexels

ATONには、植物や鉱物を使って染め上げる「エイトンカラー」という製品ラインもあります。ファッションプレスによると、媒染剤(色を定着させる薬剤)を使わない、堅牢な染色技術を採用しているとのこと。自然由来の色だからこその、やさしい発色が特徴です。

ほかにも、モンゴル自治区産のふたこぶラクダの原毛を愛知県一宮市で糸から織り上げた「ピュアキャメル」など、産地と産地をつなぐような素材づくりが、ATONのコレクションのあちこちに息づいています。ひとつの産地だけで完結させず、素材ごとに向いている土地の職人へと橋渡しをしていく。その手間のかけ方も、「A to N」という名前にふさわしいものづくりだといえそうです。

素材の背景を知ってから袖を通すと、いつもの一枚が少し特別に感じられるかもしれません。

こうした素材への向き合い方に共感する方は、断捨離のコツをまとめた記事も参考にしてみてください。

【一番賢いやり方】服の断捨離のコツ!ベストな方法をプロが解説
服の断捨離のコツを徹底解説。一番賢いやり方は、まずブランド服とノーブランド服を精査してブランド服は宅配買取へ、ノーブランド服はリサイクルショップへ。QUOTならLINE査定でプロに相談可能。

似た雰囲気のブランドを見比べたい方には、40代に人気のイエナの記事もおすすめです。

イエナとはどんなブランド?40代に人気の理由を徹底解説
イエナは「フレンチシック」を提案するベイクルーズのブランド。30代〜40代がメイン、50代にも人気。姉妹ブランド(スローブ・ヴェルメイユ)との違い、価格帯まで徹底解説。40代にこそおすすめの理由がわかります。

まとめ:ATONというベーシックを、次の人へ

ATONは、2016年にデザイナー久﨑康晴さんが立ち上げたユニセックスブランドです。「A to N」という名前には、原材料から仕上がりまで生産者と向き合うという思いが込められ、その姿勢は、インドのスビンコットンを和歌山の職人が編み立てるTシャツやワンピース、媒染剤を使わないエイトンカラーの草木染めにまで表れていました。

この記事のポイント
・名前は「A to N」。生産者と向き合うものづくりの想い
・デザイナーは久﨑康晴。大阪モード学園を経て2016年に設立
・代名詞はスビンコットンのTシャツとワンピース
・エイトンカラーは媒染剤を使わない草木染め

素材にも生産背景にもこだわって選んだ一着だからこそ、クローゼットに眠らせておくのはもったいないもの。最後に、ATONの服をどう手放すか迷ったときの考え方をお伝えします。

価値が分かる場所で手放す、という考え方

こんな経験ありませんか?
・「シンプルなTシャツ」としてまとめて安く見積もられた
・生地や染めのことを説明しても伝わらなかった
・「無地だから」と、ノーブランド品と同じ扱いを受けた

たとえば、スビンコットンや草木染めのことを知らない相手に持ち込むと、見た目がシンプルな分だけ、ほかの量産品とまとめて評価されてしまうこともあります。素材のよさが伝わらないまま値段がついてしまうのは、もったいないですよね。

くりまろ
くりまろ

手放すかどうかは、ゆっくり決めていいにゃ。ただ手放すなら、生地の良さを分かってくれる場所に届けたいよね。

実は「第3の選択肢」があります

服を手放す方法というと、多くの方が「買取」か「フリマアプリ」を思い浮かべるのではないでしょうか。実は、もうひとつ「委託販売」という選択肢があります。

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買取送るだけでラクお店が買い取る金額なので、手元に残る金額が少なくなりやすい
フリマアプリ撮影・採寸・説明文・値下げ交渉・梱包・発送を全部自分で手数料と送料が引かれるぶん、表示価格より手取りは少なくなる
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フクツグは、中古アパレルを専門にあつかう委託販売サービスです。買取ではないので、こちらが金額を決めることはありません。中古相場を調べたうえで、実際に売れる金額から逆算するため、安く見積もられる心配がないのが特徴です。

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くりまろ
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納得して手放せたら、それがいちばんだにゃ。ATONの一着が、次の誰かの「リアル・スタンダード」になれますように。

「このアイテム、どのくらいで売れるんだろう?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
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アイキャッチ画像:引用 ATON「SILK SUEDE KNIT V-NECK PULLOVER」公式サイト

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