コートを売る前にやること。お手入れと準備のポイント

コートを売る前にやること。お手入れと準備のポイント ファッションコラム
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「売る前に、コートはクリーニングに出したほうがいいの?」
「毛玉やシワがあると、印象が悪くなる?」
「お手入れって、どこまでやればいいんだろう」

コートを売る前のお手入れで、こんなふうに迷っていませんか。
結論からお伝えすると、特別なことをしなくても、ブラッシングと点検、軽いにおい・シワ取りだけで、コートの印象はぐっとよくなります

大切なのは、お金をかけることよりも、次に着る人が気持ちよく袖を通せる状態に整えることです。
この記事では、コートを売る前にやっておきたいお手入れと、手放すタイミングの考え方をまとめました。

この記事では、コートを売る前にやること、お手入れで気をつけたいこと、クリーニングの考え方、そして手放すタイミングをまとめています。

コートを売る前のお手入れ。まずは基本の2つ

こんにちは、中古アパレル委託販売フクツグの小松です!

コートを売る前に、まずやっておきたいのは「ブラッシング」と「点検」の2つです。
どちらも家にあるもので、短い時間でできます。

ブラッシングで、ほこりと毛並みを整える

洋服用のブラシ
Photo by Dom J on Pexels

ウールやカシミヤのコートは、着ているうちに表面にほこりや細かいごみがたまっていきます。
一見きれいに見えても、光に当ててみると、意外と白っぽいほこりが目立つことがあります。

そこでおすすめなのが、洋服ブラシを使ったブラッシングです。
ハンガーに掛けたコートを、上から下へ、生地の毛の流れに沿ってやさしくブラシをかけていきます。

ブラッシングには、ほこりを落とすだけでなく、寝てしまった毛並みを起こして、生地のつやを取り戻すはたらきがあります。
たったこれだけで、コート全体の見た目がふんわりと整います。

とくに気にしてほしいのが、肩・えり・袖口・ポケットのまわりです。
このあたりは、ほこりがたまりやすく、すれて毛並みが乱れやすい場所です。

ブラシは、やわらかい毛のものを選ぶと生地を傷めにくくなります。
ゴシゴシと力を入れるのではなく、ほこりを払うくらいの軽い力で十分です。

洋服ブラシがない場合は、かたく絞った布で表面をなでるだけでも、ほこりはある程度落とせます。
粘着テープのクリーナーは、毛足の長い生地だと毛を引っぱってしまうことがあるので、使うときはそっと軽く当てるようにしましょう。

くりまろ
くりまろ

ブラシを一度かけるだけで、コートがうれしそうな顔になるんだにゃ。長く着てきたお礼のつもりで、ていねいにかけてあげるにゃ。

ポケット・ボタン・裏地を点検する

コートの袖のボタンを確かめる手元
Photo by Tima Miroshnichenko on Pexels

ブラッシングが終わったら、次はコートのすみずみを点検していきます。
見落としやすいところほど、次に着る人が気にするポイントでもあります。

まずはポケットの中です。
レシートやハンカチ、小銭などが入ったままになっていることは、思いのほかよくあります。
内ポケットも忘れずに確認しましょう。

次に、ボタンです。
取れかけているボタンや、糸がゆるんでいるボタンがないかを、一つずつ確かめます。
替えのボタンがついている場合は、なくさないようにしておきましょう。

裏地も大切なチェックポイントです。
脇の下や袖の内側は、すれて薄くなったり、小さな破れができたりしやすい場所です。
気づいたところは、そのままにせず、状態として分かるようにしておくと安心です。

ベルトやフード、取り外しできるライナーなどの付属品がそろっているかも確認します。
本体とセットになっているものは、そろっていると次の持ち主にとってうれしいものです。

点検で気になるところが見つかっても、無理に自分で直さなくて大丈夫です。
慣れない補修をすると、かえって目立ってしまうこともあります。
「どこにどんな状態があるか」を把握しておくことが、いちばんの準備になります。

コートを売る前の点検リスト
・ポケット(内ポケットも)に何も入っていないか
・ボタンが取れかけていないか、替えボタンはあるか
・脇の下や袖の裏地にすれや破れがないか
・ベルト・フード・ライナーなどの付属品がそろっているか

コートを売る前のお手入れで、気をつけたいこと

基本の2つができたら、次は少しだけ手をかけるお手入れです。
ただし、やりすぎるとかえって生地を傷めてしまうこともあるので、気をつけたいポイントもあわせてお伝えします。

クリーニングに出すか迷ったら

ハンガーに掛けられたコート
Photo by Arnie Chou on Pexels

コートを売る前に、クリーニングに出すべきか迷う方は多いと思います。
ひとつの目安は、「目で見て分かる汚れや、はっきりしたにおいがあるかどうか」です。

えりもとの皮脂汚れ、袖口の黒ずみ、食べこぼしのしみなどがある場合は、きれいにしておくと安心です。
汚れは時間がたつほど落ちにくくなるので、気づいたら早めに対処するのがおすすめです。

一方で、目立った汚れがなく、シーズン中に数回着ただけのコートなら、ブラッシングと陰干しで十分なことも多いものです。
クリーニングには費用も時間もかかるので、すべてのコートを出す必要はありません。

クリーニングから戻ってきたコートは、ビニールのカバーを外してから保管しましょう。
カバーをつけたままだと湿気がこもり、においやカビの原因になることがあるからです。

また、家で洗えるかどうかは、コートの洗濯表示を確認してから判断しましょう。
ウールやカシミヤのコートを自己流で洗うと、縮んだり風合いが変わったりしてしまうことがあります。
迷ったときは、無理に洗わないほうが安全です。

クリーニングに出したかどうかは、次に着る人にとっても気になるところです。
出した場合は、いつ頃出したかを覚えておくと、手放すときに伝えやすくなります。

しみがどうしても落ちないときは?
無理にこすったり、強い洗剤を使ったりすると、生地が傷んだり色が抜けたりすることがあります。落ちないしみは、そのままの状態で伝えるほうが、次に着る人にとっても分かりやすく安心です。

においとシワを、やさしく整える

スチームアイロンで服のシワをのばす様子
Photo by Ron Lach on Pexels

クローゼットにしまっていたコートは、独特のにおいがついていることがあります。
防虫剤のにおいや、しまっていた場所のにおいは、自分では気づきにくいものです。

においが気になるときは、まず風通しのよい日陰に干してみましょう。
半日から一日ほど外の空気に当てるだけでも、こもったにおいはかなりやわらぎます。
直射日光は色あせの原因になるので、日陰を選ぶのがポイントです。

シワが気になる場合は、スチームアイロンを少し離して当てる方法があります。
アイロンを生地に直接押し当てるのではなく、蒸気だけをふんわり当てて、手で軽く形を整えるイメージです。

スチームアイロンがない場合は、お風呂あがりの湯気がこもった浴室に、しばらく掛けておくのもひとつの方法です。
そのあとは、しっかり乾かしてからしまうようにしましょう。

ハンガーも、意外と大切なポイントです。
細い針金のハンガーに長く掛けていると、肩の部分に跡がついたり、型くずれしたりすることがあります。
肩の厚みに合った、しっかりしたハンガーに掛けておくと、形がきれいに保たれます。

香りの強い柔軟剤やスプレーでにおいを上書きするのは、あまりおすすめできません。
香りの好みは人によってちがうので、できるだけ無臭に近い状態に戻すことを目指しましょう。

コート選びの考え方については、こちらの記事も参考になります。

マックスマーラのテディベアコートで後悔しない!選び方と購入者の声
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お手入れしたコートを売る前に、タイミングを考える

お手入れができたら、最後に考えたいのが「いつ手放すか」です。

寒くなる前が、探す人の増える時期

秋の並木道をコート姿で歩く人の後ろ姿
Photo by clark cruz on Pexels

コートは、寒くなってから「今年の一着」を探し始める人が多いアイテムです。
そのため、本格的に寒くなる少し前から、コートを探す人が増えていく傾向があります。

秋の衣替えで「今年は着ないかも」と感じたコートがあれば、その時期に手放すことを考えてみるのがおすすめです。
探している人が多い時期に出すほうが、見てもらえる機会が増えます。

反対に、春が近づくと、コートを探す人は少しずつ減っていきます。
春の衣替えで見つけたコートは、すぐに手放すより、次の秋まできれいに保管しておくのもひとつの方法です。

ただし、トレンチコートのように春と秋の両方で着られるものや、定番のデザインのものは、比較的どの季節でも探している人がいます。
コートの種類によって、ちょうどよいタイミングは少しずつちがいます。

ダウンや厚手のウールコートは真冬に向けて、薄手のスプリングコートやトレンチコートは季節の変わり目に向けて、というように、そのコートが活躍する季節の少し前を意識してみてください。
「次に着る人がいつ袖を通したくなるか」を想像すると、自然とタイミングが見えてきます。

大切なのは、今回お伝えしたお手入れをすませて、いつでも出せる状態にしておくことです。
準備ができていれば、「今だ」と思ったときに、あわてずに動けます。

トレンチコートの魅力については、こちらの記事でもくわしく紹介しています。

アクアスキュータムとは?年齢層・評判・トレンチコートの魅力を解説
【アクアスキュータム】とは?1851年創業の英国王室御用達ブランド/年齢層は30代〜50代中心/トレンチコートの元祖/クラブチェックの特徴/評判と価格帯/バーバリーとの違いを徹底解説

まとめ:コートは売る前のお手入れで印象が変わる

コートを売る前のお手入れは、ブラッシング・点検・においとシワのケアが基本です。
最後に、手放すときにいちばん大切にしたい考え方をお伝えします。

価値が分かる場所で手放す、という考え方

キャメル色のウールコートの生地
Photo by Tomás Asurmendi on Pexels

ていねいにお手入れしたコートほど、その価値をきちんと分かってもらえる場所で手放したいものです。
上質な生地や仕立て、ブランドならではのデザインは、分かる人が見れば伝わるものだからです。

せっかく準備をしても、「古いから」「ブランドがよく分からないから」という理由で、コートの魅力が見てもらえないのは残念ですよね。
手放す場所を選ぶことも、お手入れと同じくらい大切な準備のひとつです。

こんな経験ありませんか?
・「ノーブランド扱い」で数百円と言われた
・ラインや年代の違いを説明しても伝わらなかった
・「古いから」という理由で安く見積もられた

くりまろ
くりまろ

何年も一緒に冬をこえてきたコートなら、手放すのはさみしいにゃ。だからこそ、大事にしてくれる人に届けたいんだにゃ。

実は「第3の選択肢」があります

段ボール箱にテープを貼る手元
Photo by Tima Miroshnichenko on Pexels

コートを手放す方法として、多くの方は「買取」か「フリマアプリ」のどちらかを考えるのではないでしょうか。
実はもう一つ、委託販売という方法があります。

委託販売は、お店がコートを買い取るのではなく、お客様のコートをお預かりして、代わりに販売する方法です。
コートが活躍する季節を待ってから出品できるので、今回お伝えした「探す人が増える時期」を生かしやすいのも特徴です。

方法手間手元に残るお金
買取送るだけでラクお店が買い取る金額なので、手元に残る金額が少なくなりやすい
フリマアプリ撮影・採寸・説明文・値下げ交渉・梱包・発送を全部自分で手数料と送料が引かれるぶん、表示価格より手取りは少なくなる
委託販売(フクツグ)送るだけ販売価格の35〜70%

フクツグの特徴
・中古相場を調べ、実際に売れる金額から逆算するので、安く見積もられる心配がありません
・売れた金額の35〜最大70%をお返しします
お預かり期間に期限はありません。売れるまでお預かりします
・シーズンオフのアイテムも、時期を待ってから出品できます
・費用はかかりません。所有権はお客様のままです

くりまろ
くりまろ

中古の相場をしっかり調べて、実際に売れる金額から考えるにゃ。そのコートの価値を、ちゃんと見てもらえるようにするにゃ。

くりまろ
くりまろ

お手入れしたコートが、次の冬もだれかをあたためる。そう思えたら、きっと納得して手放せるにゃ。

この記事のポイント
・ブラッシングで、ほこりと毛並みを整える
・ポケット・ボタン・裏地・付属品を点検する
・クリーニングは、目立つ汚れやにおいがあるときの目安で考える
・においは日陰干し、シワはスチームでやさしく整える
・寒くなる前の、探す人が増える時期を意識する

「このコート、どのくらいで売れるんだろう?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
フクツグのサービス概要はこちら

アイキャッチ画像:Photo by Bùi Hoàng Long on Pexels

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